花粉症の基本的な対策は、花粉との接触を抑える事にあります。花粉症で鼻水やくしゃみが発生するのは、体が免疫機能の働きでアレルギー反応を起こしているからです。一度花粉に対する抗体ができた体は、次に花粉に接するとヒスタミンなどの物質を分泌し、くしゃみや鼻水で花粉を体内から排出しようとします。つまり、花粉の接触で抗体を作らせない事と、抗体による反応を生じさせない事が花粉症を緩和するのに大切です。

基本的な花粉対策として、花粉が飛散している屋外に出る時に鼻や目の粘膜に花粉が付着しないように心がけましょう。マスクの着用は手軽かつ有効で、中に湿ったガーゼなどを含ませておければ更に花粉を防ぐ事が可能です。また、花粉対策眼鏡なども販売されており、マスク程ではありませんが、目に花粉が付くのを阻止し、目のかゆみや涙目などの症状を予防してくれます。

屋外から家の中に入るには、髪や服についた花粉をしっかり叩き落としましょう。花粉のシーズン中は、花粉の付きにくい素材の服装がおすすめです。反対にニットなどの素材は花粉が付着しやすく、落とすのも難しいため避ける必要があります。家の中に入ったら、うがいや手洗い、洗顔で体の花粉を洗い流します。また、洗眼薬や鼻うがいなどで直接粘膜を洗うのも効果的です。

室内での花粉対策として、窓を大きく開けず空気の入れ替えは換気扇などで行いましょう。また、部屋の湿度を高める事で侵入した花粉は床に落ちます。こまめに掃除機をかけ、床に落ちた花粉が再び舞い上がらないようにしておけば安心です。他にも冷暖房機器のフィルターに花粉が付いている事があります。そうなると冷暖房を動かす度にフィルターの花粉が部屋中に飛散するため、フィルターを清潔にしておくのも効果的です。